新ゆり眼科

新百合ヶ丘の新ゆり眼科(新百合ヶ丘駅より徒歩3分)

〒215-0021 神奈川県川崎市麻生区上麻生1-3-4
WAKAビル5階
TEL 044-543-8115
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診療内容

診療内容

    ※コンタクトレンズの処方箋発行・販売は行っておりません。

 

緑内障

緑内障とは、ものを見る視神経が障害を受け、視野が欠けていく(見える範囲が狭くなる)病気です。日本では、40歳以上では20人に1人が緑内障にかかっているといわれています。

近眼、眼圧が高い、年齢、視神経乳頭陥凹(ししんけいにゅうとうかんおう:視神経の凹み)、偽落屑(ぎらくせつ:瞳孔・水晶体の表面にできるふけのようなもの)がある方で緑内障になる可能性が高いとされています。
緑内障は早期発見・早期治療が大切です。当院では、自動視野検査・OCT検査により緑内障の早期発見に努めています。

緑内障には、開放隅角(かいほうぐうかく)緑内障と閉塞隅角緑内障があります。隅角とは、眼の中で作られた水が、眼に栄養を与え、眼の外に流れていく出口の場所をいいます。

1.開放隅角緑内障
視神経は障害を受けると、回復できないので、治療は進行を止めていくことが目的になります。近眼、眼圧が高い、年齢、視神経乳頭陥凹(視神経の凹み)、偽落屑(ぎらくせつ:瞳孔・水晶体の表面にできるふけのようなもの)がある方で緑内障になる可能性が高いとされています。
現時点で、緑内障の進行を止める確実な方法は、眼圧を下げることです。

眼圧とは眼の圧力のことで、体では血圧のようなものです。眼圧の正常値は、10~21mmHgです。
現在は、正常眼圧緑内障といい、眼圧は正常値でも緑内障になることが多いです。
これは、眼圧が低くても圧力により視神経が障害を受けるためです。

【治療法は3種類あります。】
〔1〕点眼薬
毎日、我々が申し上げる回数を点眼することが大切です。点眼薬治療にて眼圧が下がらなかったり、視野障害が進行したりすることがあります。その時は、点眼薬を追加したり、下記の治療が必要になったりします。

〔2〕レーザー治療(レーザー線維柱帯形成術:SLT)
隅角にレーザーを照射することで、眼圧を下げていきます。点眼薬で眼圧が下がらない方、点眼薬が使用できない方(心臓病・喘息・腎臓病・アレルギーがある方)、点眼薬による副作用(眼の周りが黒ずんだり、まつ毛が太くなる)が気になる方で、レーザー治療を行います。持続効果はおよそ6ヶ月間、長い方ですと約2年前後です。費用が1割負担の方で、約1万円かかります。治療時間はおよそ10分前後です。正式名称は、隅角光凝固術といいます。生命保険で給付金が出ることがあります。

〔3〕手術
点眼薬・レーザー治療などで眼圧が下がらない方、視野障害が進行する方で最終手段として行います。手術治療しても病気を改善することはできず、眼圧を下げて視野障害がさらに進行しないことが手術の目的です。

いずれの治療にしても皆様には治療の効果を自覚することはできません。しかし、治療を中断してしまいますと、視野障害が進行することがあります。一度失われた視野は元に戻すことはできません。

2.閉塞隅角緑内障
閉塞隅角(下図中央)ですと、突然水の流れが滞り、眼の中に水がたまってしまうために、眼圧(眼の硬さ)が上昇します。眼圧が上昇すると、眼の激痛・悪心・嘔吐など大変つらい症状がでます(救急車で病院に来院される方もいらっしゃいます)。この状態を急性緑内障発作といいます。眼圧が高いと、これらのつらい症状だけでなく、そのまま放置すると視神経(ものを見るために大切な神経)が障害をうけて、最悪失明することがあります。
また、閉塞隅角の方ですと、お薬により急性緑内障発作を引き起こすことがあるため、服用してはいけないお薬があります。たとえば、風邪薬・胃カメラの時の処置薬・安定剤などです。
これを予防するためには、3つの治療法があります。

〔1〕点眼薬による治療
緑内障発作は、瞳孔が大きくなると起こりやすくなります。点眼薬では、瞳孔を小さくする薬を使います。そのために、少しものが暗く見えるといった副作用が生じることがあります。点眼薬を使用しても、緑内障発作が起きることもあります。

〔2〕レーザー治療(虹彩切開術:こうさいせっかいじゅつ)
虹彩とは、いわゆる茶目のことです。虹彩に穴を開けることで、眼の水の流れが滞らないようにすることができます。
外来で15分くらいの時間でできます。費用が、3割負担の方で3万円、1割負担の方で1万円かかります。治療後は、炎症により一時的な視力低下・かすみ・眼圧上昇などが生じることがあります。また、数年後に、虹彩の穴が閉じたり、角膜の細胞が減ったりすることがあります。
生命保険による給付金が出る場合があります。

〔3〕手術治療
緑内障発作の原因は、水晶体が厚くなることおよび白内障にて起こります。手術では、この水晶体を除去し、かわりに人工の薄いレンズに置き換えます。いわゆる白内障の手術を行います。また、手術中に隅角を確認し、癒着があれば器具にて隅角を広げるようにします。手術治療が、発作を起こさないためには、一番確実な治療法になります。

これらの治療をおこなっても、皆様には治療の効果を自覚することはあまりできません。
ただし、閉塞隅角を放置すると
〔1〕急性緑内障発作を起こし、失明することがあること
〔2〕使用できない薬があること
〔3〕散瞳薬による眼底検査ができない

は、ご理解しておいて下さい。

緑内障は、生涯付き合っていく病気です。以前は、緑内障で失明をする方も多かったのですが、医学の進歩により適切な治療をしていけば、病気のコントロールをすることが可能になっています。

 

黄斑浮腫

黄斑浮腫(おうはんふしゅ)とは、目の中で光を感じる網膜の中心部の黄斑に、液状の成分がたまりはれている状態をいいます。網膜の毛細血管の障害、網膜の血管閉塞による血流障害、酸素欠乏、硝子体などが原因とされています。

(原因疾患)糖尿病網膜症。網膜静脈閉塞症。ぶどう膜炎などです。
(症状)視力低下や、視野の中心部が見えづらい(中心暗点)、ものがゆがんで見える。
(治療)根本的な治療法はありませんので、視力の低下などを最小限に食い止めるために行います。また、悪化しないように、全身疾患(糖尿病・高血圧・高脂血症など)のコントロールがまず重要です。

1.薬物療法:網膜の毛細血管を強化する内服薬、網膜の血流を改善する内服薬を使います。

2.レーザー光凝固術:血管が障害されているところ(水の漏出点)にレーザー光線を当てて、水の漏出を止め、浮腫を改善いたします。治療費が約12万円(3割負担の方で4万円)します。

3.ステロイド療法:眼の中にステロイドを注射します。注射の効果は数ヶ月で、複数回の注射が必要になることがあります。副作用に眼圧上昇があるので、点眼薬を事前に使用して眼圧上昇がないか確認します。

4.抗VEGF抗体療法:眼の中にVEGF(血管内皮細胞成長因子)という物質が黄斑浮腫の原因とされています。その活動性を失わせる抗体である薬を眼球内に注射し、黄斑浮腫を改善させます。注射の効果は数ヶ月で、複数回の注射が必要になることがあります。注射する薬の価格が約15万円、注射費用が約6千円します(3割負担の方で、約5万円)。

5.硝子体手術:眼球内の硝子体(しょうしたい)といわれるゲル状の物質を除去します。硝子体を取り除くことにより、VEGFを除去し、網膜への酸素の供給が増加し、浮腫を改善させます。手術による視力の回復も個人差があり、半年から一年くらいかかります。効果は一番確実です。手術費用が、約40万円(3割負担の方で12万円)します。細菌感染・出血の増悪などで複数回の手術が必要になったり、視力が低下してしまうこともあります。

【手術では、硝子体を切除します。】
【正常な黄斑の断面写真です。
正常な黄斑部は、上図のように凹んでいます。】
【黄斑浮腫の断面写真です。黄斑部が膨らんでいます。】

 

霰粒腫

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、マイボーム腺が炎症を起こし脂肪の分泌がうまくいかなくなり、まぶたにしこりができる病気です。しこりの原因は、脂肪の成分です。点眼・軟膏薬・まぶたにステロイドの注射などにより、小さくならなければ、手術により治療します。

マイボーム腺:まぶたの中にある涙の成分のひとつである油の層をつくる組織です。
ものもらい:医学用語ではありません。まぶたのしこりを一般的にものもらいと呼んでいると思います。霰粒腫あるいは麦粒腫(まぶたにうみがたまる病気)などを指しています。

手術目的:霰粒腫を小さくします。
手術をしない場合:霰粒腫がさらに大きくなることがあります。

【手術方法】
皮膚面(まぶたの表面)あるいは結膜面(まぶたの裏側)より切開します。
どちらから行うかは、霰粒腫の状態をみて、医師が判断します。
〔1〕麻酔:まぶたに細い針で麻酔をします。麻酔が効くのに、2~3分かかります。
〔2〕切開:メスで霰粒腫の表面を切開します。
〔3〕内容物の摘出:さじのような器械で内容物を掻きだします。
〔4〕止血:まぶたは血管が豊富なので、5~10分目を圧迫して止血します。
〔5〕縫合:霰粒腫が大きく、切開幅が長い場合は、術後の回復を早めるために、皮膚を縫合します。切開幅が短い場合は縫合しません。縫合した場合は、約1週間後に抜糸が必要です。
治療の時間としては、霰粒腫の大きさなどによりますが、10~20分です。

【注意点】
手術後は以下のことが起きることがあります。
〔1〕まぶたのはれ:まぶたは血管が豊富なので、出血し、手術後はまぶたがはれます。はれは、1週間程度で、よくなることがほとんどです。
〔2〕痛み:手術によりまぶたを切開、摘出術を行うので、麻酔の効果がなくなれば、痛みが出ることがあります。鎮痛薬にて対応します。

まぶたのはれ・痛みに関しては個人差があります。痛みが強くて、仕事ができないという方も、いらっしゃいました。

〔3〕感染:切開したところから、細菌が入り、まぶたに膿(うみ)がたまります。術後は、抗生物質の内服・軟膏などにより感染を予防します。
〔4〕再発:霰粒腫は約30~70%の方で再発するといわれています。再発の原因は、体質などもあると思いますが、詳しくはまだ解明されておりません。
〔5〕悪性の可能性:まぶたのしこりの原因としては、霰粒腫の他に、脂腺癌(しせんがん)という悪性の可能性があります。ある程度の年齢の方は、病理検査にて癌の可能性がないか調べます。

病理検査:摘出した組織を顕微鏡にて細かく調べる検査です。

【費用】
手術による費用は、3割負担の方で5千円程度です。霰粒腫が大きい場合は、1万円程度です。

 

眼瞼下垂

1.眼瞼下垂とその原因

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、現在、上まぶたが下がって、眼をあけにくい状態です。
原因は、先天性(生まれつき)と後天性があります。後天性では、神経・筋肉の病気・年齢・コンタクトレンズの使用によるものがあります。
神経・筋肉の病気が原因の眼瞼下垂が疑われる方は、病院にて、頭のMRI・血液検査など詳しい検査を受けて頂きます。
神経の病気では、動眼神経麻痺、脳動脈瘤、脳腫瘍などが原因になることがあります。
筋肉の病気では、重症筋無力症、筋緊張性ジストロフィーなど全身の筋肉が衰える病気が原因になることがあります。
テープで瞼を持ち上げると一時的には改善しますが、自然に治ることはありません。また、加齢により眼瞼下垂の程度が強くなることもあります。
今の状態を改善させるためには、手術による治療が必要になります。

2.眼瞼下垂の手術

(手術の目的)上まぶたを持ち上げる筋肉を縫い縮めて、眼をあけやすくします。
(手術法)眼瞼下垂症手術

〔1〕デザイン:眼瞼下垂の程度により、手術でどのくらいの皮膚を切り取るのか、切開するラインを決めます。手術後の見た目に影響を与えますので、時間をかけて行います。
〔2〕麻酔:まぶたの表面および裏面に麻酔をします。
〔3〕手術:まぶたを縁に沿って切り開き、まぶたを吊り上げる筋肉(ミュラー筋)を探し出して縫い縮めます。ミュラー筋を縫い縮める量は手術時の目の開き具合により判断いたします。場合により、まぶたの縁のまぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)とたるみの原因となっているまぶたの余剰な皮膚を切り取ります。
〔4〕閉創:表面の皮膚を縫合します。

●手術時間は片側で30分程度です。デザイン・麻酔時間を含めると約40~45分です。
●手術前と手術中の状態を確認しながら、まぶたの整形の程度を決めます。


【上まぶたの模式図です。手術では、ミュラー筋を縫い縮め、目をあけやすくします。】
3.眼瞼下垂手術後の注意点

●手術当日は眼帯をすることがあります。お風呂は控えてください。首下のシャワーは可能です。
●原則として翌日の受診が必要です。翌日から、洗顔・洗髪は可能です。
●1週間後に抜糸をします。目の周りのお化粧は1週間控えてください。

4.眼瞼下垂手術の合併症

我々も最善を尽くし合併症を起こさないようにしていきますが、以下のことが起こることがあります。

〔1〕痛み:手術中は麻酔を追加して、手術後は痛み止めのお薬にて対応致します。
〔2〕出血・はれ:切った部分から出血することにより、白目の出血やまぶたの青あざが2週間程度残ります。
  気になる方は、サングラスにてはれを隠すようにしていただいています。
〔3〕異物感:手術によるものです。まばたき、眼を開けたり、つぶったりするときにしばらく異物感がでます。
  個人差はありますが、手術後半年間程度はまぶたに異物感がある感じが残ることがあります。
〔4〕細菌感染:ばい菌に感染して再手術あるいは点滴の治療が必要になる可能性があります。
〔5〕兎眼:目が閉じられなくなることです。徐々に閉じられるようになります。閉じられない期間が長ければ、もう一度手術致します。

●まぶたの手術は、手術後に見た目が変わります。保険診療の眼瞼下垂症手術は、視野の狭さを改善するものです。

5.眼瞼下垂手術の費用

一つのまぶたにつき、1割負担で約8千円、3割負担で3万円程度です。これに検査料がかかります。給付金が支給される場合があります。

 

眼瞼内反症

1眼瞼内反症とは

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)とは、まぶたの形に異常があり、まつ毛が眼球に触れている状態です。そのために、目に痛みを生じたり、充血したりします。

(手術を受けない場合)現在の症状が持続します。ゴロゴロ感に対して対症療法的に目薬などで治療します。まぶたをテープなどで押さえたりすることで、一時的に楽にする方法はありますが、自然に治ることはほとんど期待できません。

2.眼瞼内反症の手術

(手術の目的)まぶたの縁を整形することによって、まつ毛が眼球に触れないようにします。それにより角膜障害による異物感を軽減させます。
手術法は、下眼瞼切開法(Hotz変法:ホッツ変法)、下眼瞼牽引筋短縮法(Jones変法:ジョーンズ変法)を当院では行っております。

●まぶたをまぶたの縁に沿って切り開き、まつ毛が外側を向くように、適切な位置に縫いなおします。
●手術時間は片側で30分程度です。入院の必要はありません。翌日の受診が必要です。
●手術当日は眼帯をして帰って頂く場合があるので、運転せずにお越しください。
●手術当日、お風呂は控えて、ぬるめのシャワー程度にしてください。
●手術前と手術中のまつ毛の状態を確認しながら手術を行います。

3.眼瞼内反症手術後の合併症

痛み・はれ:治療中、痛みを感じることがあります。その場合は麻酔を追加します。また、切った部分から出血することにより、白目の出血やまぶたの青あざが1~2週間程度残る場合があります。まぶたのはれが6週間程度続くこともあります。気になる方は、サングラスにてはれを隠すようにしていただいています。

細菌感染:めったに起こりませんが、ばい菌に感染して再手術あるいは抗生物質の内服薬・点滴の治療が必要になる可能性があります。
再発:手術後症状が改善しても、長期間経過してから再びまつ毛がまぶたに当たる場合があります。再度手術を行うことがあります。
外反:手術によりまぶたの裏側が眼の表面に出ます。徐々に改善することが多いです。改善しなければ、再度手術を行うことがあります。

4.眼瞼内反症の費用

●手術には、通常の診察料に加えて、一つのまぶたにつき以下の負担金がかかります。
1割負担:約3千円、3割負担:約9千円 これに薬剤料・検査料がかかります。生命保険による給付金が支給される場合があります。

 

ボトックス治療

ボトックス治療は、当院では以下の2つの病気で治療を行っています。

眼瞼痙攣(がんけんけいれん):まぶたの筋肉がご本人の意志とは関係なくぴくぴく動いてしまう病気です。自覚症状として、まばたきが多い、まぶしい、目があけづらい、目が乾く、片目つぶりになってしまうなどがでます。40歳以上の女性に多く見られます。

片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん):片方の顔の筋肉がご本人の意志とは関係なくぴくぴく動いてしまう病気です。
片側顔面痙攣では顔面神経の異常により起こります。中には、脳腫瘍、動脈瘤などが原因となります。

【治療法は4種類あります。】
〔1〕薬物療法:ビタミン剤、抗けいれん薬などを使用します。抗けいれん薬では避妊が必要です。
〔2〕ボトックス治療:下記および別紙(受診された方にお渡しします)を参照してください。
〔3〕眼鏡治療:遮光眼鏡をかけることでまぶしさが改善されることがあります。クラッチ眼鏡といい、通常の眼鏡にワイヤーを取り付け、上まぶたに引っ掛けるようにします。
〔4〕手術療法:原因となっている目の周りの筋肉を切除します(眼輪筋切除術)。片側顔面痙攣では、顔面神経の手術をすることもあります。

【ボトックス注射治療の要点です。】
治療方法:消毒したあとに痙攣の原因となっている筋肉に細い針(髪の毛よりも細い針)で注射をします。
眼瞼痙攣で片目6~7箇所、片側眼瞼痙攣で片側10箇所程度です。治療時間は、5分程度で終了します。

効果:1週間前後で現れ、3~6ヶ月持続します。また、症状が現れた場合は、ボトックスを再投与します。効果が出る方は、70~80%前後の方です。

副作用:しばらくは注射したところから出血するため、はれることがあります。
眼瞼下垂(がんけんかすい)まぶたが下がることです。
閉瞼不全(へいけんふぜん)眼が閉じられないことです。

注意点:投与後は避妊が必要です。

費用:ボトックスの薬剤料約5万円、注射の手技料約4千円、診察料約1千円です。
負担額は、健康保険によりこれらの1割負担、3割負担になります。
多少前後しますので、ご理解お願いします。

何か疑問点などありましたら、ご質問ください。

【眼瞼痙攣でボトックスを注射する位置です。】

 

抗VEGF硝子体内注射

当院では、加齢黄斑変性および眼底出血に対する黄斑浮腫に対し、抗VEGF硝子体内注射を行っています。

加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)とは

加齢黄斑変性とは、モノを見るときに重要なはたらきをする網膜の中にある黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす病気のことです。黄斑が変化すると、モノがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる・欠ける、視力が低下するなどの症状が出ます。加齢黄斑変性は、失明を引き起こす病気として注意が必要です。

抗VEGF硝子体内注射による治療法

滲出型加齢黄斑変性の原因物質のひとつであるVEGFのはたらきを抑える作用を持つ抗VEGF薬といわれるお薬を目の中に注射することで、新生血管の成長を抑え、新生血管からの滲出液や出血を止めることにより、症状を改善します。

治療にて視力が回復されるかたもいらっしゃいますが、現時点では視力の維持(これ以上視力が悪くならないようにすること)が治療の目的と考えてください。

治療のスケジュール

抗VEGF抗体治療薬は定期的に目に注射するお薬です。加齢黄斑変性症では、まず1ヶ月に1回、連続3回行います。その後は、定期的に経過観察を行いながら、通常、2ヶ月に1回、治療を続けます。なお、治療の間隔は症状に応じて調節される場合があります。
眼底出血による黄斑浮腫では、目の状態を見ながら治療を行います。

[治療法]

右が模式図です。
感染症にならないように、手術室で行います。
目の周り、目の中を消毒した後に、非常に細い針で目の中に注射します。麻酔もするので、痛みもほとんど感じません。消毒なども含め、5分程度で終了します。

感染症:細菌が目に入ります。ごくまれですが、手術が必要になることもあります。
眼圧上昇:場合によりお薬にて対応します。
目の異物感:注射をした影響で、自然に改善する場合がほとんどです。
結膜出血:白目が赤くなります。1週間前後で自然に改善します。

[治療費用]
目に注射するお薬代が約15万円、注射代が約6千円致します。また、別途点眼薬の費用・検査費用がかかります。
1割負担の方で約2万円前後、3割負担の方で5万円程度かかります。
高額療養費の制度が使えることがありますので、治療の領収書は必ず保管しておいてください。